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11月28日-01号

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  1. 鳴門市議会 2018-11-21
    11月28日-01号


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    最終取得日: 2021-09-09
    平成30年 11月定例会(第4回)          平成30年 鳴門市議会会議録 (第18号)鳴門市告示第103号 平成30年鳴門市議会第4回定例会を次のとおり招集する。 平成30年11月21日                           鳴門市長   泉   理 彦 1 期   日  平成30年11月28日 2 場   所  鳴門市議会議場    ──────────────────────────────────           平成30年11月28日(会期24日中第1日目)              議 事 日 程 第 1 号 諸般の報告第1 会議録署名議員の指名について第2 会期の決定について第3 議案第67号 平成29年度鳴門市一般会計歳入歳出決算の認定について   議案第68号 平成29年度鳴門市国民健康保険事業特別会計歳入歳出決算の認定について   議案第69号 平成29年度鳴門市後期高齢者医療特別会計歳入歳出決算の認定について   議案第70号 平成29年度鳴門市介護保険事業特別会計歳入歳出決算の認定について   議案第71号 平成29年度鳴門市公共下水道事業特別会計歳入歳出決算の認定について   議案第72号 平成29年度鳴門市公設地方卸売市場事業特別会計歳入歳出決算の認定について   議案第73号 平成29年度鳴門市住宅新築資金等貸付事業特別会計歳入歳出決算の認定について   議案第74号 平成29年度鳴門市光熱水費等支出特別会計歳入歳出決算の認定について   議案第75号 平成29年度鳴門市給与費等管理特別会計歳入歳出決算の認定について   議案第76号 平成29年度鳴門市公債費管理特別会計歳入歳出決算の認定について   議案第77号 平成29年度鳴門市水道事業会計決算の認定について   議案第78号 平成29年度鳴門市モーターボート競走事業会計決算の認定について   議案第79号 平成29年度鳴門市水道事業会計処分利益剰余金の処分について   議案第80号 平成29年度鳴門市モーターボート競走事業会計処分利益剰余金の処分について   委員長報告  質疑  討論  採決第4 議案第81号 平成30年度鳴門市一般会計補正予算(第3号)   議案第82号 平成30年度鳴門市モーターボート競走事業会計補正予算(第2号)   議案第83号 鳴門市長の選挙におけるビラの作成の公費負担に関する条例の一部改正について   議案第84号 工事請負変更契約の締結について(鳴門市立図書館耐震改修工事のうち建築工事)   議案第85号 市道路線の一部廃止について   議案第86号 鳴門市と徳島県との間の学校業務支援システムの共同化に関する事務の委託に関する協議について   報告第12号 専決処分について(損害賠償の額の決定)   市長所信表明及び提案理由説明第5 議案第81号 平成30年度鳴門市一般会計補正予算(第3号)   議案第82号 平成30年度鳴門市モーターボート競走事業会計補正予算(第2号)   質疑  委員会付託第6 選第  3号 徳島県後期高齢者医療広域連合議員の選挙について    ──────────────────────────────────平成30年第4回定例会            地方自治法第121条に基づく説明員一覧表 通知者名     職名          氏名 市長       市長          泉     理  彦  君          副市長         谷     重  幸  君          企業局長        山  内  秀  治  君          政策監         三  木  義  文  君          事業推進監(地方創生担当)兼企画総務部長                      来  島     努  君          市民環境部長      廣  瀬     高  君          健康福祉部長      天  満  秀  樹  君          経済建設部長      氏  橋  通  泰  君          消防長         満  壽  良  史  君          企業局次長       三  居  康  伸  君          企画総務部理事危機管理局長                      林     克  美  君          市民環境部環境局長クリーンセンター管理課長                      三  栖  信  征  君          健康福祉部福祉事務所長社会福祉課長                      米  澤  栄  作  君          経済建設部経済局長観光振興課長                      西  上  昭  二  君          消防本部次長消防総務課長                      山  下  浩  史  君          企業局次長(ボートレース事業担当)                      山  本  義  明  君          企画総務部参事兼会計課長大  和  俊  之  君          市民環境部参事文化交流推進課長                      小  椋     勝  君          企業局参事水道企画課長鈴  江  幸  次  君          企画総務部           総務課長       工     公  男  君           人事課長       並  木  章  人  君           税務課長       三  好  利  典  君           秘書広報課長     小  川  潤  二  君           戦略企画課長     池  田  賢  次  君           財政課長       笠  井  明  子  君           危機管理課長     岩  下  彰  秀  君           総務課契約検査室長  碇     貴  士  君           秘書広報課情報化推進室長                      尾  山  幸  寛  君          市民環境部           市民協働推進課長   東  條  勝  彦  君           市民課長       如  休  節  子  君           スポーツ課長     藤  瀬     蔵  君           環境政策課長     津  川     茂  君           クリーンセンター廃棄物対策課長                      向  井  直  之  君           文化交流推進課主幹兼「第九」ブランド化推進室長                      川  邉  伊 都 子  君          健康福祉部           保険課長       登  立  博  史  君           健康増進課長     四  宮  宣  尚  君           長寿介護課長     喜  來  浩  子  君           人権推進課長     仲  野     聡  君           子どもいきいき課長  黒  濵  政  章  君          経済建設部           まちづくり課長    尾  崎  康  弘  君           土木課長       浜  原  宏  一  君           下水道課長      寺  前  省  吾  君           公園緑地課長     滝  川  勝  正  君           商工政策課長     阿  部     聡  君           農林水産課長     佐  竹  孝  文  君           農林水産課水産振興室長藤  田  卓  也  君          消防本部           予防課長       吉  田  仁  志  君           消防署長       細  川  喜  朝  君          企 業 局           水道事業課長     宮  田  耕  志  君           ボートレース企画課長 前  田  美  香  君           ボートレース事業課長 大  和  聖  幸  君           水道事業課浄水場長  仲  間     勲  君 教育委員会教育長 教育長         安  田     修  君          教育次長        大  林     清  君          教育委員会           教育総務課長     笠  原  広  也  君           学校教育課長     竹  下  聡  一  君           生涯学習人権課長   津  田  英  樹  君           鳴門市学校給食センター所長                      西  條  尚  光  君           学校教育課教育支援室長豊  崎     宏  君 監査委員     監査委員事務局長    竹  田  仁  伸  君 選挙管理委員会委員長          選挙管理委員会事務局長 島     章  二  君 農業委員会会長  農業委員会事務局長   佐  竹  孝  文  君    ──────────────────────────────────               本日の会議に付した事件 諸般の報告日程第1 会議録署名議員の指名について日程第2 会期の決定について日程第3 議案第67号から議案第80号     委員長報告  質疑  討論  採決日程第4 議案第81号から議案第86号、報告第12号     市長所信表明及び提案理由説明日程第5 議案第81号、議案第82号     質疑  委員会付託日程第6 選第3号    ──────────────────────────────────             出  席  議  員 (22名)  議長  秋  岡  芳  郎  君  1番  松  浦  富  子  君    2番  東     正  昇  君  3番  潮  崎  憲  司  君    4番  宅  川  靖  次  君  5番  宮  崎     明  君    6番  谷  崎     徹  君  7番  大  石  美 智 子  君    8番  山  根     巌  君  9番  高  麗  裕  之  君    10番  浜     盛  幸  君  11番  林     勝  義  君    12番  平  塚  保  二  君  13番  佐  藤  絹  子  君    14番  長  濱  賢  一  君  15番  上  田  公  司  君    16番  野  田  粋  之  君  17番  橋  本  国  勝  君    18番  圃  山  俊  作  君  19番  藤  田  茂  男  君    20番  三  津  良  裕  君  21番  東  谷  伸  治  君    ──────────────────────────────────             説 明 の た め 出 席 し た 者  市長      泉   理 彦 君   副市長     谷   重 幸 君  企業局長    山 内 秀 治 君   政策監     三 木 義 文 君  事業推進監(地方創生担当)兼企画総務部長 市民環境部長  廣 瀬   高 君          来 島   努 君  健康福祉部長  天 満 秀 樹 君   経済建設部長  氏 橋 通 泰 君  消防長     満 壽 良 史 君   企業局次長   三 居 康 伸 君  企画総務部理事危機管理局長      市民環境部環境局長クリーンセンター管理課長          林   克 美 君           三 栖 信 征 君  健康福祉部福祉事務所長社会福祉課長  経済建設部経済局長観光振興課長          米 澤 栄 作 君           西 上 昭 二 君  企画総務部   総務課長   工   公 男 君    財政課長   笠 井 明 子 君  教育長     安 田   修 君   教育次長    大 林   清 君  監査委員事務局長竹 田 仁 伸 君   選挙管理委員会事務局長                              島   章 二 君  農業委員会事務局長          佐 竹 孝 文 君    ──────────────────────────────────             議 会 事 務 局 職 員 出 席 者  事務局長     荒 川 雅 範    次長       杢 保 マユミ  主査       板 東 政 則    書記       山 下 靖 弘  書記       八 幡 拓 磨    ──────────────────────────────────     午前10時   開会 ○議長(秋岡芳郎君) これより平成30年第4回定例会を開会いたします。 直ちに本日の会議を開きます。 日程に入るに先立ち、諸般の報告を申し上げます。 まず、議長会関係会議の概要を申し上げます。 去る9月28日、第157回徳島県市議会議長会定期総会が阿波市において開催されました。会務報告の後、平成30年度徳島県市議会議長会会計中間報告を受けるとともに、四国市議会議長会理事会への提出議案及び各種会議等の開催予定について協議を行い、決定いたしました。 次に、10月24日、全国高速自動車道市議会協議会第1回理事会が東京都において開催されました。事務報告の後、平成29年度会計決算を認定するとともに、高速道路建設整備促進等に関する要望及び今後の運営について協議を行い、決定いたしました。 次に、10月29日、第169回瀬戸内海地区議会競艇連絡協議会臨時総会が鳴門市において開催されました。会務報告の後、平成29年度歳入歳出決算を認定するとともに、平成30年度補正予算及び平成31年度分担金について協議を行い、決定いたしました。 次に、11月15日、全国競艇主催地議会協議会第150回役員会並びに第132回臨時総会が東京都において開催されました。平成30年度事務事業及び競艇事業の現況についての報告の後、平成29年度歳入歳出決算を認定するとともに、平成30年度補正予算並びに平成31年度分担金について協議を行い、決定いたしました。 以上が、各種会議の概要であります。 関係資料は、いずれも事務局に保管いたしておりますので、必要に応じ、ごらんいただきたいと思います。 次に、市長からお手元へ配付のとおり、議案の提出通知がありました。 次に、市長及び各委員長等から、地方自治法第121条の規定に基づく説明員として出席通知のありました者の職、氏名を一覧表として配付いたしております。 次に、監査委員から9月分、10月分及び11月分の例月出納検査の報告がありましたので、配付いたしております。 諸般の報告は以上のとおりであります。 これより本日の日程に入ります。 本日の議事日程は、お手元へ配付の議事日程表のとおりであります。 朗読は省略いたします。    ────────────────────────────────── △日程第1 会議録署名議員の指名について ○議長(秋岡芳郎君) 日程第1、会議録署名議員の指名を行います。 会議録署名議員は、会議規則第81条の規定により          9番 高麗裕之君          10番 浜 盛幸君を指名いたします。    ────────────────────────────────── △日程第2 会期の決定について ○議長(秋岡芳郎君) 日程第2、会期の決定についてを議題といたします。 お諮りいたします。 今期定例会は、本日より12月21日までの24日間といたしたいと思います。 これに御異議ありませんか。     〔「異議なし」と言う者あり〕 御異議なしと認めます。 よって会期は、本日より12月21日までの24日間と決定いたしました。    ────────────────────────────────── △日程第3 議案第67号 平成29年度鳴門市一般会計歳入歳出決算の認定について      議案第68号 平成29年度鳴門市国民健康保険事業特別会計歳入歳出決算の認定について      議案第69号 平成29年度鳴門市後期高齢者医療特別会計歳入歳出決算の認定について      議案第70号 平成29年度鳴門市介護保険事業特別会計歳入歳出決算の認定について      議案第71号 平成29年度鳴門市公共下水道事業特別会計歳入歳出決算の認定について      議案第72号 平成29年度鳴門市公設地方卸売市場事業特別会計歳入歳出決算の認定について      議案第73号 平成29年度鳴門市住宅新築資金等貸付事業特別会計歳入歳出決算の認定について      議案第74号 平成29年度鳴門市光熱水費等支出特別会計歳入歳出決算の認定について      議案第75号 平成29年度鳴門市給与費等管理特別会計歳入歳出決算の認定について      議案第76号 平成29年度鳴門市公債費管理特別会計歳入歳出決算の認定について      議案第77号 平成29年度鳴門市水道事業会計決算の認定について      議案第78号 平成29年度鳴門市モーターボート競走事業会計決算の認定について      議案第79号 平成29年度鳴門市水道事業会計処分利益剰余金の処分について      議案第80号 平成29年度鳴門市モーターボート競走事業会計処分利益剰余金の処分について ○議長(秋岡芳郎君) 日程第3、議案第67号から議案第80号までの14議案を一括議題といたします。 本案については、去る第3回定例会において予算決算委員会に付託し、閉会中の継続審査に付してありますので、この際、予算決算委員長の報告を求めます。     〔17番 橋本国勝君登壇〕 ◆17番(橋本国勝君) 予算決算委員長報告を申し上げます。 第3回定例会におきまして当委員会に付託され、閉会中の継続審査としておりました議案は、議案第67号平成29年度鳴門市一般会計歳入歳出決算の認定について外13議案であります。 当委員会は、去る10月3日から10月18日までの7日間にわたり委員会及び分科会を開催し、慎重審査いたしました結果、議案12件については認定、議案2件については原案のとおり可決すべきと決しました。 以下、審査の概要について御報告を申し上げます。 まず、企画総務部に関する決算について、情報公開開示請求件数が平成27年度から減少している要因について質疑があり、これまで毎月請求のあったものがまとめて請求されるなど、請求の方法の変化が要因と挙げられるとの説明を受けました。 次に、職員人材育成研修事業事業内容について質疑があり、本市主催の研修としては、接遇研修公務員倫理研修防災研修、交通安全に関する研修などがあり、それ以外のものとしては、市町村アカデミーなどの研修施設への派遣や県の自治研修センターでの研修があるとの説明を受けました。 次に、市税徴収率向上対策事業について、どのように取り組んでいるのかとの質疑があり、納税者に郵送用の口座振替依頼書を配付し、口座振替加入の促進を図ったり、徳島滞納整理機構と連携し、収入未済額の回収を行ったとの説明を受けました。また、丁寧でわかりやすい納税相談を心がけており、納税者と十分な話し合いを行い、納税に協力していただいているとの説明を受けました。 また、データのバックアップ保管場所について質疑があり、ダウンリカバリーサーバーを耐震性が確保されている庁舎に設置しており、庁内の各システムのバックアップデータ遠隔地保管も行っているとの説明を受けました。 次に、ASAトライアングルを結ぶサイクリングツーリズム推進事業に関し、3市の交流人口増加数の目標値6,000人に対し、実績値が498人という結果を受けての自転車輸送の今後の方針について質疑があり、実際にサイクリングされる方の動きと制度が合っているのかの検証や、輸送の方法等について検討していきたいとの説明を受けました。 また、公共交通対策事業に関して、新公共交通体制の検討について質疑があり、高齢者がふえている中、路線の拡充やよりきめ細かい輸送のニーズがあることも理解しているため、デマンド型交通や地域の助け合いなども含め、高齢者の交通手段の確保について、関係する部署等で連絡をとりながら検討してまいりたいとの説明を受けました。 次に、ふるさと納税寄附金推進事業に関し、鳴門市の返礼品の中で人気が高いものは何かとの質疑があり、なると金時や芋棒などが人気となっているとの説明を受けました。 また、地域婚活支援事業に関し、鳴門市が主体となって婚活パーティーを実施する予定はないのかとの質疑があり、民間で婚活事業に取り組まれている団体の活動が活性化していくよう支援することが、現在の市の基本的な考え方であるとの説明を受けました。 さらに、地域婚活支援事業の対象となった婚活イベントの実績について質疑があり、平成29年度に実施した2つの婚活イベントの参加者は合計47名で、5組のカップルが成立したとの説明を受けました。 次に、鳴門駅周辺整備事業に関し、標識の設置について質疑があり、今年度中にできるだけ見やすい統一的な標識を一体的に整備できるよう取り組んでいくとの説明を受けました。 さらに、標識について、外国語表記も検討していただきたいとの要望がありました。 また、鳴門駅前観光施設付近の舗装について、水たまりができやすいことから、設計に問題があったのではないかとの意見があり、この件については把握済みであり、今年度中に対応したいとの説明を受けました。 次に、行政評価推進事業に関し、平成30年度に市民等による事業評価事業として鳴門市総合計画審議会委員による事業評価を実施することになった経緯について質疑があり、総合計画の策定に携わっていただいた総合計画審議会委員に、事業の進捗状況や内容について意見を伺い、150余りの事業を体系的に評価していただくほうが、次回の計画を策定する上でも有意義であると考えていることから、平成30年度については総合計画審議会委員行政評価をしていただくこととしているとの説明を受けました。 さらに、市の内部で評価した資料を提供するのではなく、評価の対象とする事業を厳選し、市民等と一緒に評価していく仕組みをつくることが重要であると考えているとの意見がありました。 次に、視覚障害者に配慮したハザードマップの作成について質疑があり、ハザードマップを点字によって表現する取り組みを行っている自治体があるが、点字で表現できるのは、ハザードマップの中に掲載している避難場所等についての情報のみであり、地図情報については点字で表現することが難しいことから、技術の革新とともに視覚障害者に配慮したハザードマップの作成に努めたいとの説明を受けました。 さらに、災害時の避難に関する情報等を点字で表示し、視覚障害者に情報が伝わるような取り組みを検討してほしいとの意見がありました。 また、テレビ鳴門と連携し、データ放送ハザードマップ避難場所等の情報を表示できるよう検討していただきたいとの要望がありました。 次に、市民環境部に関する決算について、鳴門市消費生活センターへ寄せられる相談の内容について質疑があり、架空請求に関する相談が多いとの説明がありました。自然災害につけ込んだ詐欺が起きており、啓発活動を十分に行ってほしいとの意見がありました。 次に、チャレンジデーの今後の方向性について質疑があり、一番の意義として、スポーツをするきっかけづくりであり、総合型地域スポーツクラブの皆さんと連携しながら年間を通して運動する習慣づくりにつなげていければと考えているとの説明を受けました。5月に行っているチャレンジデーをスポーツイベントが多い秋に実施し、他のスポーツイベントと連携するなど、工夫をしてほしいとの意見がありました。 また、徳島ヴォルティスのアウエーゲームにおける観光PR効果について質疑があり、ホームゲームにも来られる可能性がある方も含め、多くの方に少額でPRができることとの説明を受けました。 さらに、スポーツ課が今後目指していく姿について質疑があり、スポーツを産業としたいとの思いから、今年度の補正予算において、誘客を図る新規事業について予算要求したことからも、地域経済の活性化の一つとして、観光振興部門と連携しながら事業を推進していくことがスポーツ課の目指す姿であると考えているとの説明を受けました。 次に、平成29年度中に第2期鳴門市文化のまちづくり基本計画の策定に着手できなかったのかとの質疑があり、鳴門市公共施設等総合管理計画との整合性を図るとともに、今後の「なると第九」ブランド化推進事業等を勘案した結果、着手に至らなかったとの説明を受けました。 第2期鳴門市文化のまちづくり基本計画と文化会館、ドイツ館、賀川豊彦記念館の3施設の個別の管理計画の策定メンバーの方がある程度兼任したほうが効果的な策定につながるので検討してほしいとの意見がありました。 また、アジア初演「なると第九」ブランド化プロジェクト終了後のブランド化の取り組みについて質疑があり、現在学校教育の中で行っている第九の合唱指導のほか、ドイツ館周辺の体験学習などを引き続き実施するとともに、100周年記念事業の記念誌の発行や動画の作成を行い、戦略的な情報発信を続けていきたい。また、ドイツ館を中心として周辺の関連施設を平和の拠点として新たな誘客を図っていきたいとの説明を受けました。100周年記念事業が終了し、予算的にもしぼむ中、板東俘虜収容所の跡地の整備をどのように行っていくのかによってドイツ館や賀川豊彦記念館の入館者数にも影響すると思われるので、よく検討してほしいとの意見がありました。 次に、EM培養装置貸与団体地区数が余り増加しない理由について質疑があり、EM活性化液作製業務が負担となっていることが考えられるとの説明を受けました。 また、市としての今後の普及啓発について質疑があり、自治振興会の会長会などを活用し、つくり方などについてお話をさせていただき、普及啓発に努めたいとの説明を受けました。 次に、溶融飛灰処理業務委託料について、処理費用の内訳及び契約方法について質疑があり、1トン当たりの処理費用は、運搬費1万円、処理費3万2,500円に消費税を加えて4万5,900円となっており、契約方法については、鳴門市が出す溶融飛灰を処理できる業者が他にないことから、随意契約となっているとの説明を受けました。溶融飛灰処理業務は2,600万円を超え、多大なる費用を要していることから、リサイクルにこだわるのではなく、他の処理方法も検討してはどうかとの意見がありました。 次に、指定ごみ袋の販売枚数の推移について質疑があり、平成29年度実績では299万7,500枚となっており、平成28年度は293万枚であったことから、若干ふえているが、平成25年度と比較するとおおよそ40万枚減っており、長期的には減少傾向にあるとの説明を受けました。 また、海外においてプラスチックの輸入が制限されるようになってきており、分別についても見直しの時期が来ていると考えるが、現時点においてもリサイクルに回さないものは焼却しているのかとの質疑があり、汚れがひどいものについてはクリーンセンターにおいて焼却しているとの説明を受けました。 次に、健康福祉部に関する決算について、特定健診受診勧奨に関して、特定健診の受診率が伸びない中、診療情報を医師会と共有して疾病予防につなげている自治体もあるが、鳴門市としてはどのように考えているのかとの質疑があり、既に生活習慣病に関して医療機関にかかっている方も多く、そのことが特定健診の受診率を低くしている一つの要因となっており、他の自治体が行っているような医療機関と連携した検査データ等の情報収集について現在検討しているところであるとの説明を受けました。 次に、男性のヘルスメイトの養成について、市としてどのような取り組みを行っているのかとの質疑があり、現在男性のヘルスメイトは2名であり、ことし募集した中に男性の方がいらっしゃらず、よい方法がないかと苦慮しているとの説明を受けました。健康なると21の中でも食生活改善をうたっており、その一環としてヘルスメイトの養成を掲げているのであれば、今後のヘルスメイトのあり方について方向性を示すべきであるとの意見がありました。 次に、子育て世代包括支援センターの利用人数について、親子で1人という数え方をしているのかとの質疑があり、親子で1人と数えており、平成29年度実績2,398人については、複数回相談することもあるため、延べの人数であるとの説明を受けました。 次に、いきいきサロンについて、目標とする開設箇所数と登録人数について質疑があり、現在開設箇所数は52カ所で、登録人数はおおよそ800人であるが、開設箇所数は100カ所で、登録人数については1,500人から2,000人までふえればと考えているとの説明を受けました。 次に、人権啓発事業及び人権文化祭開催事業について、参加人数が目標に達していないが、今後どのように改善していくのかとの質疑があり、人権セミナーの参加人数が減った理由については、実施回数が5回から3回となったことによるものであり、さまざまな人権啓発イベントと連携し、人権セミナーの参加者数をふやしたい。また、人権文化祭については、少子化の影響もあり、作品の出展数が減ってきたことなどによるものであるが、今後は学校現場に頼るだけでなく、法人などに展示のお声がけをするとともに、体験型の学習などを提供することにより来場者をふやしたいとの説明を受けました。 また、災害時要援護者避難事業に関して、避難準備・高齢者等避難開始における要援護者の避難状況について、要援護者や支援者への聞き取り調査等を行い、その結果を個別支援計画に反映させる必要があるのではないかとの意見がありました。 次に、認定こども園と公立幼稚園のあり方について、いつごろ明らかになるのかとの質疑があり、今年度公立保育所の再編審議会を立ち上げて公立保育所のあり方について審議し、あわせて就学前教育と保育のあり方を検討しており、審議中のため時期についてはまだ明らかにすることができないとの説明を受けました。 また、2児童クラブの施設規模の拡大に要した費用について質疑があり、林崎児童クラブの整備に関しては、建築費用が8,555万8,680円、管理業務が162万円、桑島児童クラブについては、建築費用が5,832万円、管理業務が117万2,000円との説明を受けました。 また、保護者が安心して働けるような環境を充実することは大切であり、各児童クラブの要望を聞いてできる限り改善していただきたいとの意見がありました。 次に、経済建設部に関する決算について、空き家等対策事業のうち、特定空き家の累計の認定件数及び認定後の対応について質疑があり、平成29年度から特定空き家の認定の審議を行っており、現在2棟が認定されている。また、認定後の対応として、指導・助言の段階から始まり、勧告・命令・代執行の措置を必要に応じて行うことになる。現在のところ対象の2棟については、命令までには至っていないとの説明がありました。 次に、道路橋梁耐震化・長寿命化事業について、平成30年度をもって避難路にかかる主要な10橋の耐震化は完了予定となっているが、今後主要10橋以外の橋梁の修繕についてどのように計画しているのかとの質疑があり、主要10橋の耐震化工事が終了した後は、橋長2メートル以上の橋梁について、橋梁長寿命化修繕計画に基づき工事を進めていきたいとの説明がありました。 次に、合併処理浄化槽普及促進事業について、転換基数が伸び悩んでいる大きな理由は、転換の際の自己負担の大きさにあると考えられることから、さらなる転換数の確保のため、補助金額を増額することはできないのかとの質疑があり、平成23年度からはそれまでの補助金額をほぼ倍額にした経緯があり、さらなる補助金額の増額については、本市の財政、他の自治体の動向を踏まえて慎重に検討していきたいとの説明がありました。それに対し、市民に対する汚水処理の平等性という点から考えても、多額の市税を投入している下水道区域と同様に、下水道区域以外に対しても合併処理浄化槽普及促進のため市税を投じるべきではないかとの意見がありました。 次に、ドイツ村公園整備事業の内容について質疑があり、板東俘虜収容所跡地については、街灯のLED化を進めており、ばんどうの鐘の歩道や第九の里にある子供広場については、シルバー人材センターに除草作業などを依頼しているとの説明がありました。 次に、中心市街地にぎわい再生支援事業として、100円商店街や納涼市、クリスマスマーケットを行っているが、今後は各団体が自立して事業を行っていけるように協議を進めてはどうかとの提案があり、中心市街地活性化に携わる事業者の方々からも、今後に向けてさまざまな案をいただいており、今後関連団体と協議しながら、中心市街地のにぎわいが継続するよう協議していきたいとの説明がありました。 次に、阿波踊り振興事業について、平成30年度は桟敷を全面リニューアルするなど事業の充実を図っているにもかかわらず、予算額は平成29年度とほぼ同額である理由について質疑があり、平成30年度は東桟敷を80メートルに拡大し、西踊り広場を新設するなどのリニューアルを実施したが、桟敷の数自体は昨年度と比べてほとんど変更がないことから、桟敷の設置、撤去に係る費用に大きな差がなかったため、昨年度の予算額との差異が少なかったとの説明がありました。 次に、水産業におけるブランド産地推進事業のうち、若手漁業者の人材育成としてどのような活動を行っているのかとの質疑があり、若手漁業者で構成される鳴門市うずしお漁業者青年部では、海産物のPR活動として、ハマチの餌やり体験を実施したり、生産技術の向上を目的とした他産地への視察などを行っているとの説明がありました。 次に、消防本部に関する決算については、消防団に配備されている消防車両の更新について質疑があり、消防車両配備計画に基づき毎年3台ずつ更新を行っており、15年サイクルで更新する計画となっているとの説明を受けました。 また、消防分団詰所の耐震化及び耐震診断の実施状況について質疑があり、平成26年に消防団詰所耐震化計画を策定以来、年次計画的に取り組んでおり、平成29年度は5カ所の分団詰所の耐震診断、里浦仲分団詰所の耐震改修設計、大代分団詰所の改築工事、三ケ谷分団詰所の耐震改修工事を行い、この結果、平成26年度当初の消防分団詰所の耐震化率約33%から、現在は約74%になっているとの説明を受けました。 さらに、耐震診断未実施や耐震性能が確保されていない消防分団詰所についても、引き続き耐震化に取り組んでいくとの説明を受けました。 次に、企業局に関する決算について、浄水場更新事業として、北島町と1市1町での浄水場共同化を進めているが、それ以外の近隣自治体を含めた広域化についての検討はなされているのかとの質疑があり、緊急時の水の相互融通のための連絡管については、近隣自治体との間で構築するかどうかの検討を行っているとの説明がありました。 次に、モーターボート競走事業健全経営安定化推進事業について、2年続けて開催されているイルミネーションイベントは無料で実施しているが、質の高いイベントであるため、今後有料のイベントにすることも検討してみてはどうかとの提案があり、有料にすることも検討したが、有料で行った場合、警備員の配備に係る経費がかさむ等の課題もあるため、今年度については無料で開催することとしたとの説明がありました。 次に、教育委員会に関する決算について、学校施設耐震化推進事業に関して、決算額が予算額の半分以下となっており、その差額の大半が翌年度に繰り越されている理由について質疑があり、平成30年度実施予定の事業について、国の補正予算の関係で平成29年度末に前倒しし、予算化した部分等があるため、翌年度繰り越しが発生しているとの説明を受けました。 また、鳴門市第一中学校の改築工事の進捗状況について質疑があり、全体で4期にわたる工事で、現在は第3期の改築工事を行っており、全体としては平成32年度の完成の見込みとなっているとの説明を受けました。 次に、特別支援員推進事業に関して、特別支援教育支援員の配置目標20人に対し、実績が19人であった理由について質疑があり、学校からの要望に基づき20名分の予算措置を行っているが、年度途中での転入等があった場合に対応できるよう、実際には19名で対応しているとの説明を受けました。 また、学力向上対策推進事業の現況について質疑があり、学校での教員の資質向上や指導力の向上、家庭での生活規律の確保や学習習慣の確立などを目的とした学力向上施策について検討を行う学力向上推進委員会の開催、Q-Uアンケートの実施、数学オリンピックの開催、また言語能力や思考力、判断力、表現力を育成するため、NIE、Newspaper in Educationの考え方のもと、全ての小・中学校に新聞を配備し、授業で活用しているとの説明を受けました。 次に、史跡等地域文化財保存活用計画事業に関し、鳴門板野古墳群に係る保存活用計画策定の進捗状況について質疑があり、保存活用計画策定に向けた委員会を本年中に3回程度開催する予定であったが、委員確保に時間を要し、現時点で1回目の委員会を開くことができていないため、今後可能な限り早急に委員会開催に向けた取り組みを進め、遺漏のないよう保存活用計画の策定を進めていきたいとの説明を受けました。 さらに、鳴門板野古墳群周辺の環境整備について質疑があり、地域の団体に委託し、見学路等を含めた環境整備を進めているところであり、今後も引き続き環境整備が整うよう取り組みたいとの説明を受けました。 委員会では、採決の結果、議案第67号から議案第71号までについては賛成多数で認定、議案第72号から議案第78号までについては全会一致で認定、議案第79号及び議案第80号については全会一致で原案を可決することに決しました。 以上が当委員会の審査概要であります。よろしく御賛同賜りますようお願いを申し上げます。 ○議長(秋岡芳郎君) これより質疑に入ります。 ただいまのところ質疑の通告はありませんので、質疑なしと認めます。 これをもって質疑を終結いたします。 これより討論に入ります。 ただいまのところ討論の通告はありませんので、討論なしと認めます。 これをもって討論を終結いたします。 これより議案第67号から議案第71号までの5議案を一括採決いたします。 本案に対する委員長の報告はいずれも認定であります。 本案はいずれも委員長の報告のとおり決することに賛成の諸君の起立を求めます。     〔賛成者起立〕 起立多数であります。 よって本案は、いずれも認定されました。 次に、議案第72号から議案第78号までの7議案を一括採決いたします。 本案に対する委員長の報告はいずれも認定であります。 本案はいずれも委員長の報告のとおり決することに御異議ありませんか。     〔「異議なし」と言う者あり〕 御異議なしと認めます。 よって本案は、いずれも認定されました。 次に、議案第79号及び議案第80号を一括採決いたします。 本案に対する委員長の報告はいずれも原案可決であります。 本案はいずれも委員長の報告のとおり決することに御異議ありませんか。     〔「異議なし」と言う者あり〕 御異議なしと認めます。 よって本案は、いずれも原案のとおり可決されました。    ────────────────────────────────── △日程第4 議案第81号 平成30年度鳴門市一般会計補正予算(第3号)      議案第82号 平成30年度鳴門市モーターボート競走事業会計補正予算(第2号)      議案第83号 鳴門市長の選挙におけるビラの作成の公費負担に関する条例の一部改正について      議案第84号 工事請負変更契約の締結について(鳴門市立図書館耐震改修工事のうち建築工事)      議案第85号 市道路線の一部廃止について      議案第86号 鳴門市と徳島県との間の学校業務支援システムの共同化に関する事務の委託に関する協議について      報告第12号 専決処分について(損害賠償の額の決定) ○議長(秋岡芳郎君) 日程第4、議案第81号から議案第86号までの6議案及び報告第12号を一括議題といたします。 市長の所信表明及び提案理由の説明を求めます。     〔市長 泉 理彦君登壇〕 ◎市長(泉理彦君) 本日、第4回定例会を招集いたしましたところ、議員の皆様方には公私何かと御多忙中にもかかわりませず、御出席を賜り、まことにありがとうございます。 今期定例会におきましては、補正予算案を初め、各種議案を提出いたしておりますが、これらの議案説明に先立ちまして、まずは諸般の報告と現在当市が当面している諸課題についての所信を申し上げ、議員の皆様方を初め、市民の皆様の御理解と御協力を賜りたいと存じます。 まず、先月28日に開催されました第2回なると島田島ハーフマラソンwith吉本新喜劇についてであります。 当日は晴天に恵まれ、間 寛平さんや石田 靖さん、お笑いコンビのトミーズのお二人が応援に訪れるなど、会場を大いに盛り上げていただきました。 ことしは、1,268名ものランナーに美しい風景、ハードなコース、笑いを体感していただくとともに、県外からの参加者が大幅に増加するなど、県内外に鳴門の魅力を十分に発信することができたものと考えております。 また、来月23日には、第29回大麻町ジングルベルマラソン大会が開催される予定であります。 それぞれ特色を持ったランニングイベントとして、関係機関等と連携し、交流人口の増加や地域活性化につなげてまいります。 次に、徳島ヴォルティスについてであります。 今季の全試合日程が終了した結果、11位で、残念ながらプレーオフ進出を逃し、目標とするJ1昇格とはなりませんでしたが、8月から9月中旬までの快進撃は、J1昇格を期待させるものでありました。この一年、県内外から多くのサポーターが訪れ、地域のにぎわい創出や本市の魅力をPRする機会となるとともに、改めて身近にプロスポーツを楽しめるすばらしさを再認識しているところであります。今後も、ホームタウンとして市民の皆様とともに引き続き応援してまいりたいと考えております。 次に、本市を取り巻く社会経済情勢とその対応についてであります。 最近の社会経済情勢について概観いたしますと、内閣府の11月の月例経済報告の基調判断では、10月同様、景気は緩やかに回復しているとのことであります。 また、11月14日に発表された7月から9月期のGDP1次速報値では、前期比年率換算で1.2%減となり、2四半期ぶりのマイナス成長となりました。 景気の先行きにつきましては、通商問題における世界経済への影響や海外経済の不確実性、金融資本市場の変動の影響等に十分留意する必要があるとされております。 こうした状況の中、来年10月に実施予定の消費税の増税が、今後市民生活や地域経済にどのような影響を及ぼしていくのか、本市としましては、引き続き国等の動向を注視するとともに、有利な補助制度を積極的に活用するなど、適切な行財政運営に努めてまいります。 次に、四国のゲートウェイ化構想の推進、光のゲートの取り組みについてであります。 ことしは、12月1日から来年1月8日まで、市役所前広場におきまして巨大なクリスマスツリーを設置し、樹木をイルミネーションで彩るNaruto Winter Lichterfest2018~冬の光のフェスティバル~in四国ゲートフェスタ鳴門を実施いたします。 12月23日には、市民会館も会場に加え、鳴門クリスマスマーケット2018in四国ゲートフェスタ鳴門を開催することとしており、ステージイベントの開催やドイツの雑貨やお土産、飲食店などの出店により会場を盛り上げるほか、メーンイベントとして、来場者の手で幻想的なスカイランタンを宙に浮かべます。 また、これにあわせ、駅前足湯ふろいで~では、20日から24日まで開館時間を午後10時まで延長し、23日は1日限定でゆず湯を実施いたします。多くの皆様にお楽しみいただければと思っています。 次に、プロモーション動画配信による本市のイメージアップの取り組みについてであります。 四国のゲートウェイ化推進事業のPRに向けた周知・広報として、渦潮をテーマとした動画を制作し、来月から関西圏や県内でテレビコマーシャルを放映するとともに、ユーチューブでも配信する予定としております。 また、昨年度に引き続き、本市の豊かな自然や観光資源、サイクリングツーリズムなどのPR動画の続編を南あわじ市と共同で制作いたしました。現在、ユーチューブで配信を行っており、ニュース配信やSNSでの発信などを通じたPRを展開しているところであります。 今後も市民の皆様や市外在住の皆様の鳴門への愛着を育むとともに、本市の魅力を伝え、交流人口の増加に資するようさまざまな事業に取り組んでまいります。 次に、地域医療についてであります。 先月11日に地域医療を考えるシンポジウム・徳島県鳴門病院との連携事業を開催いたしました。このイベントにおきまして、鳴門市医師会会長や徳島県鳴門病院院長とともにパネラーとして参加し、地域医療を考える上で鳴門病院の存在が極めて重要であることや、行政と医療関係者、市民の皆様が連携して、鳴門病院を含む地域医療を守るための取り組みを進めていくことが必要であることなどにつきまして議論を行い、ともに協力していくことを確認させていただきました。 次に、風疹流行への対応についてであります。 7月中旬以降、関東地方を中心に風疹に感染される方が増加しております。妊娠初期の方が風疹に感染すると、新生児が心疾患や難聴、運動機能や神経発達のおくれ等の障害のある先天性風疹症候群になるおそれがあります。現在、市民の方で罹患された事例は報告されておりませんが、徳島保健所や県内の協力医療機関において、30代から40代までの男性を中心とした対象者の方に無料の抗体検査が実施されているところであります。 市の対応といたしましては、抗体検査で抗体価が低いと判定された方の風疹ワクチン接種費用の一部を助成することといたしました。風疹の抗体を持たれていない可能性がある対象年代の市民の皆様は、抗体検査の受検や助成期限である来年3月末までにワクチンを接種するようお願いいたします。 次に、子供の貧困対策の推進についてであります。 本市では、平成28年度設立の子どもの未来を応援する首長連合に加盟し、各自治体の取り組み状況や課題等の整理、課題解決の方法などの情報収集を行うとともに、生活困窮世帯等の中学生を対象として学習支援事業を開始するなど、貧困の連鎖を断ち切るための取り組みを実施しております。 これらの取り組みに加え、昨年度には、子供のいる家庭の生活や養育の実態を把握するため、県内市町村で初めて子どもの生活実態把握等調査を実施し、調査結果を踏まえて、特にひとり親家庭を中心とした子育て支援策について検討を進めているところであります。 こうした状況の中、来年1月には、子どもの未来を応援する首長連合主催の地域ワークショップを四国で初めて本市で開催いたします。このワークショップを通じて、本市の子育て支援に関する課題解決の一助となることを期待しております。 また、今月17日、子供の居場所づくりとして、斎田公民館において、地元の有志らで結成された団体、なると子ども食堂わくわくキッチンにより、子ども食堂が開催されました。 今後も、こうした活動に対する支援策を検討していくとともに、子供たちがみずからの可能性を信じて前向きに挑戦し、未来を切り開いていける社会の実現を目指し、関係機関等と連携、共通理解を図りながら、本市の特性や実情に合った施策に取り組んでまいります。 次に、就学前教育・保育についてであります。 本市の公立保育所については、施設の老朽化や耐震化、多様化する保育ニーズへの対応、深刻な保育士不足などの課題を抱えております。こうした課題を解決し、今後の望ましい保育所のあり方について検討するため、今年度、公立保育所再編計画策定審議会を設置し、公立保育所再編計画の策定に向けた審議をいただいているところであります。 審議結果を受けまして、来年度以降、公立保育所のよりよいあり方に向けた取り組みに着手してまいりたいと考えております。 また、来年度においては、保育所・幼稚園・認定こども園それぞれの施設から円滑に子供たちが小学校へ進学できるよう、本市全体の就学前教育・保育の質の向上といった視点から、今後の就学前教育・保育のあり方を検討するための新たな審議会の設置を進めてまいります。 少子化が進行する中、保護者の就労率が高まり、より多様化した保育ニーズに対応する必要があることから、今後の本市における望ましい就学前教育・保育の環境を整備してまいりたいと考えております。 次に、地域の見守り事業についてであります。 認知症高齢者等の安全と安心を守ることを目指して、事前に登録をいただいた方に行方不明情報などをメールで配信するシステムを11月1日から運用開始したところであります。 今後は、周知・啓発に努め、協力者として登録していただける方をふやしてまいりたいと考えております。 このように、地域ぐるみで安全・安心なまちづくりを目指し、住みなれた地域で安心して暮らすことのできる体制づくりを進めてきたやさきの10月7日に、難病で闘病生活を続けておられた次男の命を、介護していた母親が絶ってしまうという痛ましい事件が起きてしまいました。この事件は、介護保険や福祉行政に力を注いでまいりました本市にとっては、非常に残念なことであり、市民の皆様にも大きな御心配をおかけするものであったと考えております。 このことを受けて、二度とこのような事件が起きないよう、速やかに民生委員、介護従事者、行政などの関係者による会議を開催いたしました。この会議では、出席者がそれぞれの立場や役割を改めて認識し、情報共有しながら、高齢者や障害者等の支援に取り組んでいくとともに、市民の皆様への情報発信や相談体制の充実を図ることを確認したところであります。 さらに、地縁団体の代表者の方からは、近隣のつながりを深め、助け合い、支え合いのできる地域づくりの必要性について御意見をいただきました。 こうした中、住民同士の日常的な助け合い活動を推進する拠点として、10月1日にオープンした暮らしのサポートセンターみんなの家Asa居に続き、11月19日には大麻町板東地区に縁どころ、同月23日には本町商店街の一角にむやが相次いでオープンしております。いずれも住民の皆様が主体的に運営し、地域づくりや居場所づくり、介護予防活動などを積極的に推進していただける拠点として期待を寄せているところであります。 今後とも、引き続き住民主体の活動を支援するとともに、支え合い、助け合うことのできる地域づくりを積極的に推進してまいります。 次に、新庁舎の建設についてであります。 現在策定中の鳴門市新庁舎建設基本計画については、有識者で構成する鳴門市新庁舎建設基本計画検討委員会において、市民アンケートや市民会議における市民の意向、また経済性、利便性、防災拠点、安全性など、さまざまな視点からの議論を踏まえ、現本庁舎敷地での1棟に集約することによる建てかえとの結論をいただき、基本計画(素案)につきましてもおおむね了承を得たところでございます。 こうしたことから、今期定例会におきまして、議員の皆様に基本計画の素案を報告するとともに、新庁舎建設の円滑な取り組みに向け、新庁舎建設基本設計業務や地質調査業務のほか、発注者支援業務として、新庁舎建設に係るコンストラクションマネジメント業務など所要の補正予算を計上したところであり、今後におきましても、早期の新庁舎建設に取り組んでまいりたいと考えております。 次に、幼稚園における空調整備事業についてであります。 幼稚園の空調整備につきましては、来年度、未整備の幼稚園8園の保育室やリズム室等にエアコンを設置するため、現在設計が完了したところであります。 また、過去に国の防音補助事業で整備済みの4園につきましても、設置から20年以上経過しており、特に老朽化の著しい1園の設備更新を行うため、設計に着手したいと考えております。 このたび熱中症対策として新たな国庫補助制度が創出されたことから、本市においても来年夏ごろの設置完了を目指し、速やかに工事に着手できるよう、工事費等の関連費用を補正予算として前倒し計上するものであります。 夏の厳しい暑さや冬の寒さから園児たちの健康を守ることで、教育環境の充実に努めてまいります。 次に、板東俘虜収容所跡の国指定史跡化についてであります。 本年6月15日の文化審議会において、国史跡として指定すべきと答申されておりました板東俘虜収容所跡が、10月15日に官報で告示され、国史跡として指定されました。 板東俘虜収容所跡は、第九アジア初演の地としての友愛と平和の精神を象徴する重要な文化財であり、今後も周知・啓発に努めるとともに、地域の貴重な歴史文化遺産として、歴史学習や平和教育の場として、また観光資源としても活用してまいりたいと考えております。 今後は、来年2月9日に鳴門市ドイツ館1階大ホールにおきまして記念シンポジウム、翌日に国史跡板東俘虜収容所跡やその周辺をめぐる現地見学会の開催に向け、準備を進めているところでありますので、議員各位を初め多くの市民の皆様に御参加いただけますようお願いを申し上げます。 また、こうした取り組みを通じて、鳴門市ドイツ館に所蔵されております板東俘虜収容所関連資料のユネスコ世界の記憶登録に向けた機運の醸成を図ってまいりたいと考えております。 次に、ドイツ村公園の慰霊碑に係る地域の取り組みについてであります。 先月初旬、ドイツ村公園内の慰霊碑の清掃を長年続けてくださった高橋敏夫氏が御逝去されました。高橋氏の御冥福を心よりお祈り申し上げます。 この清掃活動は、高橋氏が生前、勇退を表明された後、地域活動として板東地区自治振興会を中心とする団体や個人の方々により実施されることが決まったところでありました。その後、今月21日にボランティア組織ドイツ兵慰霊碑清掃奉仕団が発足したところであり、あす29日から活動を開始する予定となっております。 また、去る6月に、高橋氏とともに慰霊碑に献花し、ドイツ村公園の慰霊碑建立に携わった元ドイツ兵捕虜の子孫であるオランダ在住のシュテファン・プフルーガー氏より、高橋氏と鳴門市に感謝の意を込めて、オランダのチューリップの球根1,000個を寄贈したいとの申し出がありました。今月17日には、鳴門市花街道・地域づくりネットワークや板東地区自治振興会の方に御協力をいただき、収容所跡地にチューリップの植え込みを行ったところであります。高橋氏の御遺志でもある本市とドイツの友好交流が今後も末永く続くよう、来年春には美しく咲くことを祈っております。 次に、ボートレース事業についてであります。 まず、公有水面使用協力費に係る住民訴訟最高裁判決の結果についてであります。 先月23日、最高裁判所において、平成29年(行ヒ)第185号公金違法支出損害賠償等請求上告受理申し立て事件、いわゆる本市がボートレース事業運営のため、鳴門町漁協や新鳴門漁協に支払った公有水面使用協力費に係る返還請求権を放棄した市議会の議決の有効性について、判決がありました。 返還請求権の放棄に係る市議会の議決を無効とした第二審高松高裁判決が破棄され、住民側の請求はいずれも棄却されたことから、今回の判決は、本市の主張がほぼ全面的に認められたものと認識いたしております。今後も適正な事務執行に努めてまいります。 次に、最近の売上状況についてであります。 8月まで薄暮レースを60日間、9月22日から昨日までのモーニングレースを25日間開催いたしました結果、一般戦の1日平均売り上げについて、薄暮レースは約1億2,000万円、モーニングレースは約1億6,000万円と、当初の見込み額を上回り、昨年度売り上げから大きく伸びております。 これは、主に薄暮レースやモーニングレースにより、電話投票売り上げが伸びたことによるものと考えており、今後も広域発売における電話投票の強化等、健全で安定的な経営を目指し、さらなる収益向上に努めてまいります。 次に、ボートレース本場敷地の一部を活用したプレイパークエリアについてであります。 プレイパークエリアにつきましては、ボートレース振興会からボートレースパーク化のモデル事業として認めていただき、市民の皆様が集う新しいスポーツコミュニティースペースとしてサイクルステーション、バスケットボールコート、スケートボード場の3施設の整備を進めてまいりました。 9月に竣工したサイクルステーション、10月のバスケットボールコートに引き続き、去る11月17日に、西日本最大級となるスケートボード場が完成し、スポーツパークUZU PARKとしてグランドオープンイベントを開催いたしました。 当日は、スペシャルデモライダーとして、世界で活躍するプロスケーターの堀米雄斗選手、アジア大会金メダリストの池 彗野巨選手らによるデモンストレーションやトークショー等があり、多くの方に御来場をいただきました。 スケートボード、バスケットボールや自転車ロードレースは、2020年の東京オリンピック・パラリンピックの正式種目に採用されておりますことから、本市がスポーツで交流人口をふやすとともに、将来オリンピックの舞台やプロで活躍する選手を輩出できればと考えております。各施設は無料で開放しておりますので、ぜひ御利用ください。 次に、その他のイベントとしましては、昨年度に引き続き、ねこねこフェスティバル2019 in BOAT RACE鳴門を来年1月中旬に開催いたします。 昨年好評でありました猫とのふれあいスペースやパネル展、猫雑貨、うち猫フォトコンテスト、関係者のトークショーやアーティストステージのほか、新たなタレント猫、春馬くんとの撮影会の開催なども予定しております。猫好きの方も、そうでない方も楽しめる猫づくしの一日となっておりますので、ぜひ御来場ください。 次に、施設改修についてであります。 利用者の皆様のさらなる利便性向上や安定的な経営を図るための施設改修を進めてまいりたいと考えております。 具体的には、当初予算に計上いたしましたエディウィン鳴門指定席棟の増築に伴う基本計画・基本設計の策定を推進するとともに、実施設計に着手したいと考えております。 また、多くのファンの来場者が想定される来年度のGⅡレディースオールスター競走に向け、イベントホールの基本計画・基本設計に取り組んでまいりたいと考えております。 今後も、ボートレース鳴門は、健全経営を継続するとともに、本市のランドマークとして各イベントの充実や環境整備を図り、積極的に地域開放することで、多くの皆様に親しまれるよう、地域に貢献してまいります。 それでは、今回提出しております議案及び報告案件について御説明いたします。 まず、議案第81号平成30年度鳴門市一般会計補正予算(第3号)及び議案第82号平成30年度鳴門市モーターボート競走事業会計補正予算(第2号)の2議案でありますが、これらは平成30年度の一般会計及びモーターボート競走事業会計補正予算につきまして、議会の議決を求めるものであります。 なお、一般会計補正予算の補正額は、2億4,135万7,000円、補正後の予算額は、252億8,006万9,000円となっております。 次に、議案第83号鳴門市長の選挙におけるビラの作成の公費負担に関する条例の一部改正についてでありますが、公職選挙法の改正に伴い、鳴門市議会議員選挙について、条例で定めるところにより、ビラの作成について公費負担することができることとされたことから、所要の改正を行うものであります。 次に、議案第84号工事請負変更契約の締結について(鳴門市立図書館耐震改修工事のうち建築工事)でありますが、鳴門市立図書館耐震改修工事のうち建築工事について変更契約を締結することにつきまして、地方自治法第96条第1項第5号及び鳴門市議会の議決に付すべき契約及び財産の取得又は処分に関する条例第2条の規定に基づき、議会の議決を求めるものであります。 次に、議案第85号市道路線の一部廃止についてでありますが、市道路線の一部廃止を行うに当たりまして、道路法第10条第3項の規定に基づき、議会の議決を求めるものであります。 次に、議案第86号鳴門市と徳島県との間の学校業務支援システムの共同化に関する事務の委託に関する協議についてでありますが、学校業務支援システムの共同化に関する事務の管理及び執行を徳島県に委託するため、地方自治法第252条の14の規定に基づき、議会の議決を求めるものであります。 最後に、報告第12号専決処分について(損害賠償の額の決定について)でありますが、損害賠償の額の決定につきまして、地方自治法第180条第1項の規定に基づき、専決処分をいたしましたので、同条第2項の規定に基づき、議会に報告するものであります。 以上、概略を御説明申し上げましたが、詳細につきましては、お手元の議案書等を御参照願うこととし、また御審議を通じまして御説明申し上げたいと存じます。 十分御審議くださいまして、原案どおり御賛同賜りますようお願いを申し上げます。     〔市長 泉 理彦君登壇〕 ◎市長(泉理彦君) 済みません。議案説明の中で一部訂正をさせていただきます。 一般会計の補正予算の補正額でございますけども、2億4,135万7,000円、補正後の予算額、ここのところが間違っておりまして、252億8,006万9,000円と申し上げましたが、正確には252億806万9,000円でございます。おわびをして訂正させていただきます。    ────────────────────────────────── △日程第5 議案第81号 平成30年度鳴門市一般会計補正予算(第3号)      議案第82号 平成30年度鳴門市モーターボート競走事業会計補正予算(第2号) ○議長(秋岡芳郎君) 日程第5、議案第81号及び議案第82号の2議案を一括議題といたします。 これより質疑に入ります。 ただいまのところ質疑の通告はありませんので、質疑なしと認めます。 これをもって質疑を終結いたします。 ただいま議題となっております各議案は、会議規則第37条第1項の規定により、お手元へ配付の議案付託表のとおり、所管の予算決算委員会に付託いたします。    ────────────────────────────────── △日程第6 選第3号 徳島県後期高齢者医療広域連合議員の選挙について ○議長(秋岡芳郎君) 日程第6、選第3号徳島県後期高齢者医療広域連合議員の選挙を行います。 お諮りいたします。 選挙の方法については、地方自治法第118条第2項の規定により、指名推選によりたいと思います。 これに御異議ありませんか。     〔「異議なし」と言う者あり〕 御異議なしと認めます。 よって選挙の方法は、指名推選によることに決しました。 お諮りいたします。 指名の方法については、議長において指名することにいたしたいと思います。 これに御異議ありませんか。     〔「異議なし」と言う者あり〕 御異議なしと認めます。 よって議長において指名することに決しました。 徳島県後期高齢者医療広域連合議員に泉 理彦君を指名いたします。 お諮りいたします。 ただいま議長において指名いたしました泉 理彦君を当選人と定めることに御異議ありませんか。     〔「異議なし」と言う者あり〕 御異議なしと認めます。 よってただいま指名いたしました泉 理彦君が、徳島県後期高齢者医療広域連合議員に当選されました。 ただいま当選されました泉 理彦君が議場におられますので、会議規則第32条第2項の規定による告知を行います。     〔当選告知書授与〕 以上をもって本日の議事日程は全て終了いたしました。 お諮りいたします。 明11月29日から12月3日までの5日間は、議事の都合及び市の休日のため休会といたしたいと思います。 これに御異議ありませんか。     〔「異議なし」と言う者あり〕 御異議なしと認めます。 よって明11月29日から12月3日までの5日間は休会とすることに決しました。 次会は12月4日午前10時から再開いたします。 本日はこれをもって散会いたします。     午前11時8分 散会...